誕生月と体格・成績の関係を見てみた

カタログで体高の小さめな馬を見つけたとき、その馬が4月・5月生まれだと 「まだ若いから小さいだけで、これから伸びるのでは」と思いたくなる。逆に1月・2月生まれ なのに小さい馬は、同期の中で数か月ぶんの成長アドバンテージがありながらその体高、 ということになる。後者のほうが「伸びきらない馬」のサインなのではないか ―― これが今回の論点。2017〜2025年募集の815頭で確かめてみた。

前提として、JRAの馬齢は暦年(1月1日)区切りで進む。人間の学年のような4月区切りでは ないので、ここでいう「早生まれ」は1月に近いほう、「遅生まれ」は4月・5月に近いほうを指す。

馬にも「早生まれ効果」ははっきりある

まず誕生月の分布から。2017〜2025年募集は1月〜6月に 集中していて、2〜3月がピーク。

誕生月の分布(全815頭)

115頭1月重賞馬7頭226頭2月重賞馬15頭218頭3月重賞馬11頭183頭4月重賞馬9頭72頭5月重賞馬2頭1頭6月重賞馬0頭

誕生月の分布(全815頭): 1月 頭数 115頭(重賞馬7頭)、 2月 頭数 226頭(重賞馬15頭)、 3月 頭数 218頭(重賞馬11頭)、 4月 頭数 183頭(重賞馬9頭)、 5月 頭数 72頭(重賞馬2頭)、 6月 頭数 1頭(重賞馬0頭)

誕生日を「その年の何日目か」という数値に直して体高・馬体重との相関を取ると、 体高でr=-0.291、馬体重でr=-0.410。どちらも 「誕生日が遅いほど小さい」向きにはっきりした相関がある。月別の平均体高を並べても一目瞭然で、1月生の平均155.4cmから5月生の平均152.5cmまで、 月が進むごとにきれいに下がっていく。「早生まれのほうが大きく出る」は馬にも そのまま当てはまる。

誕生月別 平均体高

155.4cm1月生155.2cm2月生154.0cm3月生153.1cm4月生152.5cm5月生

誕生月別 平均体高: 1月生 平均体高 155.4cm(頭数115頭)、 2月生 平均体高 155.2cm(頭数226頭)、 3月生 平均体高 154.0cm(頭数217頭)、 4月生 平均体高 153.1cm(頭数182頭)、 5月生 平均体高 152.5cm(頭数71頭)

体高の小ささは、遅生まれの若さで説明がつくのか

体高の記事では「体高が小さいと成績もやや振るわない」という 弱い傾向が出ていた。もしそれが単に遅生まれの若い馬を評価し損なっているだけなら、誕生日ぶんを 差し引けば傾向は消えるはず。そこで誕生日から予測される体高との差分=年齢調整後の体高を作り、成績との相関を取り直した。 素の体高×獲得賞金合計はr=0.111、年齢調整後はr=0.115でほとんど変わらない。体高の小ささは遅生まれの若さだけでは説明がつかず、 誕生日を考慮してもなお残る差らしい。

本題: 早生まれで小さい馬と、遅生まれで小さい馬

ここからが本題。2017〜2024年募集の719頭を、誕生日と体高の2軸で 4グループに分けた。大きい/小さいの基準は体高。154cm以上を「大きい」、 それ未満を「小さい」としている(719頭の中央値がちょうど154cm)。 早生まれ/遅生まれの境目は3月10日。この日までに生まれた馬を 「早生まれ」、これより後を「遅生まれ」とした。誕生日の中央値もちょうど3月10日なので、どちらの軸も頭数がほぼ半々に割れる。

馬体重を基準に混ぜていないのは、体高で分ければ馬体重も自然に分かれるから (体高と馬体重の相関はr=0.649。平均馬体重は大きい群457kg・ 小さい群427kg)。基準は1つのほうが読むときに迷わない。

グループ頭数デビュー率平均総賞金中央値重賞馬
早生まれ・大きい242頭91.7%3,937万円1,358万円22頭(9.1%)
早生まれ・小さい123頭92.7%1,791万円704万円3頭(2.4%)
遅生まれ・大きい168頭95.2%4,237万円1,314万円14頭(8.3%)
遅生まれ・小さい186頭94.6%2,678万円873万円5頭(2.7%)

平均総賞金・中央値は出走した馬だけの数字。デビュー率と重賞馬の割合は募集時点の全頭が母数。

誕生タイミング×体高 4グループの平均総賞金

3,937万円早生まれ・大きい中央値1,358万円1,791万円早生まれ・小さい中央値704万円4,237万円遅生まれ・大きい中央値1,314万円2,678万円遅生まれ・小さい中央値873万円

誕生タイミング×体高 4グループの平均総賞金: 早生まれ・大きい 平均総賞金 3,937万円(出走済み頭数222頭)(中央値1,358万円)、 早生まれ・小さい 平均総賞金 1,791万円(出走済み頭数114頭)(中央値704万円)、 遅生まれ・大きい 平均総賞金 4,237万円(出走済み頭数160頭)(中央値1,314万円)、 遅生まれ・小さい 平均総賞金 2,678万円(出走済み頭数176頭)(中央値873万円)

4グループで最も成績が振るわないのは早生まれ・小さいだった。平均1,791万円・中央値704万円は、 同じ「小さい」でも遅生まれ(平均2,678万円・中央値873万円)を下回る。重賞馬の割合も2.4%対2.7%で同じ向き。 「月齢のアドバンテージがありながら小さい馬は伸びきらない」という冒頭の見立てと、向きとしては 一致する結果になった。

一方「大きい」馬同士では、早生まれ3,937万円・遅生まれ4,237万円とほとんど差が無い。誕生タイミングが効いて見えるのは「小さい」馬の中だけで、体高が並以上ある馬に ついては早生まれか遅生まれかを気にする理由は見当たらなかった。

ただし統計的に「有意」な差ではない(参考値)

向きは見立て通りでも、言い切れるほど強い差ではない。早生まれ・小さい(n=123)と 遅生まれ・小さい(n=186)の総賞金差をMann-Whitney U検定にかけると p=0.232、大きい馬同士ではp=0.640で、どちらも 一般的な有意水準(0.05)には届かない。交絡もあり、小さい群は牝馬の比率が高い (早生まれ・小さい63%、遅生まれ・小さい59%に対し、大きい群は48%・46%)。この719頭でも牡馬の平均総賞金4,620万円に対し牝馬は2,142万円なので、 体格による差に性別の差が混ざり込んでいる。あくまで参考値として見てほしい。

そもそもデビューまで辿り着けるのか

獲得賞金の平均だけを見ていると、「走ったけれど稼げなかった馬」と「怪我などで一度も 走れなかった馬」が同じに見えてしまう。出資する側にとっては後者のほうが痛いので、 グループごとのデビュー率も出した。

2017〜2024年募集の719頭のうち、1度でも出走したのは672頭でデビュー率93.5%。裏を返すと47頭、およそ15頭に1頭は一度も出走しないまま終わっている。 そしてこの率は体格でも誕生月でもほとんど動かない。大きい群93.2%対 小さい群93.9%(p=0.715)、 小さい群の中でも早生まれ92.7%対遅生まれ94.6%(p=0.487)と、 どちらもはっきりした差は出なかった。

つまり早生まれで小さい馬の成績が振るわないのは、「走れなかったから」ではなく 「走ったが伸びなかったから」という形になっている。小さい馬を避ける理由として 「体質が弱くて未出走で終わりそう」を挙げるのは、少なくともこのデータでは裏付けが取れなかった。

実際にどんな馬がいたか

相関係数や検定の話ばかりだと実感が湧かないので、実際に重賞を勝った44頭を 獲得賞金の多い順に紹介する。どのグループの馬かも並べてあるので、「小さい」側から どれだけ出ているかを見てほしい ―― 8頭いる。

遅生まれ・小さいの代表格はシックスペンス。 体高151cm・馬体重429kgと募集時点では 明らかに小柄な部類で、4月生まれ。それが26'安田記念(G1)を勝ち、獲得賞金42,069万円を稼いでいる。冒頭で「伸びきらないのでは」と疑った早生まれ・小さいからも、ワールズエンド(体高152cm・2月生まれ)が26'京王杯スプリングC(G2)を 勝っている。グループ分けはあくまで平均の話で、こういう馬に出会えるのが一口馬主の醍醐味でもある。

早生まれ/遅生まれの境目は3月10日なので、同じ3月生まれでも両側に分かれる。 表が長くなるので、開いているのは上位10頭。 残り34頭はその下の折りたたみに入れてある。

馬名グループ募集年誕生月体高胸囲馬体重母齢一口価格主な勝鞍通算成績獲得賞金合計
エフフォーリア早生まれ・大きい2019年3月158cm176.5cm489kg10歳7万円21'有馬記念(G1)11戦6勝77,663万円
タスティエーラ遅生まれ・大きい2021年3月158cm176cm478kg7歳7万円23'日本ダービー(G1)15戦4勝65,897万円
ヴェラアズール早生まれ・大きい2018年1月160cm181cm483kg11歳4万円22'ジャパンC(G1)27戦6勝54,968万円
サートゥルナーリア遅生まれ・大きい2017年3月156cm179cm484kg15歳35万円19'皐月賞(G1)10戦6勝52,358万円
ヘデントール遅生まれ・大きい2022年4月154cm173.5cm444kg9歳9万円25'天皇賞(春)(G1)11戦6勝51,610万円
ナミュール早生まれ・大きい2020年3月157cm176cm424kg10歳6.5万円23'マイルCS(G1)18戦5勝50,963万円
ドゥレッツァ遅生まれ・大きい2021年4月154.5cm174cm428kg12歳10万円23'菊花賞(G1)13戦5勝47,217万円
レシステンシア遅生まれ・小さい2018年3月153.5cm179cm482kg8歳6.5万円19'阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)18戦5勝44,952万円
シックスペンス遅生まれ・小さい2022年4月151cm173cm429kg9歳12.5万円26'安田記念(G1)14戦6勝42,069万円
レイパパレ早生まれ・大きい2018年1月155cm169cm420kg15歳15万円21'大阪杯(G1)15戦6勝39,314万円
残りの34頭も見る(獲得賞金11位以下)
馬名グループ募集年誕生月体高胸囲馬体重母齢一口価格主な勝鞍通算成績獲得賞金合計
クリソベリル早生まれ・大きい2017年2月161.5cm179.5cm498kg15歳14万円19'チャンピオンズC(G1)11戦8勝37,960万円
ライトウォーリア早生まれ・大きい2018年2月157cm175cm458kg8歳5万円24'川崎記念(G1)40戦10勝31,809万円
シュヴァリエローズ遅生まれ・大きい2019年5月154cm166.5cm402kg17歳20万円24'京都大賞典(G2)38戦5勝29,266万円
カテドラル早生まれ・大きい2017年2月155.5cm175.5cm452kg13歳10万円21'京成杯オータムハンデキャップ(G3)37戦4勝22,223万円
セラフィックコール早生まれ・大きい2021年2月158cm180cm485kg8歳7.5万円24'ダイオライト記念(G2)18戦7勝21,553万円
ワールズエンド早生まれ・小さい2022年2月152cm169.5cm426kg11歳17.5万円26'京王杯スプリングC(G2)11戦5勝19,900万円
マルシュロレーヌ早生まれ・大きい2017年2月156.5cm180.5cm458kg15歳7.5万円21'ブリーダーズCディスタフ(G1)22戦9勝19,327万円
スルーセブンシーズ遅生まれ・大きい2019年4月156cm177cm457kg13歳4.5万円23'中山牝馬S(G3)14戦4勝19,170万円
グランディア遅生まれ・大きい2020年3月156cm180cm426kg18歳14万円26'新潟大賞典(G3)27戦5勝17,996万円
パントルナイーフ遅生まれ・大きい2024年4月156.5cm170.5cm441kg12歳20万円25'東京スポーツ杯2歳S(G2)5戦2勝17,478万円
ザダル早生まれ・大きい2017年2月155cm172.5cm454kg9歳4万円22'京都金杯(G3)16戦6勝16,996万円
ラヴェル早生まれ・大きい2021年2月161cm183cm469kg11歳7.5万円24'チャレンジC(G3)17戦3勝16,594万円
バーデンヴァイラー遅生まれ・大きい2019年3月156cm173cm448kg17歳12.5万円23'佐賀記念(G3)20戦7勝15,280万円
コントラチェック遅生まれ・大きい2017年4月155cm175.5cm449kg17歳15万円21'オーシャンS(G3)19戦5勝15,089万円
キラーアビリティ早生まれ・大きい2020年1月155cm174cm447kg11歳25万円21'ホープフルS(G1)18戦3勝14,431万円
パラレルヴィジョン早生まれ・大きい2020年2月156cm175cm447kg8歳12.5万円24'ダービー卿チャレンジT(G3)23戦6勝13,898万円
ベレヌス早生まれ・大きい2018年3月156cm174cm457kg9歳4万円22'トヨタ賞中京記念(G3)32戦6勝13,882万円
グルーヴィット遅生まれ・小さい2017年4月151.5cm173cm444kg10歳9万円19'トヨタ賞中京記念(G3)25戦4勝12,919万円
ノーヴァレンダ早生まれ・大きい2017年2月159cm185cm512kg14歳7万円18'全日本2歳優駿【国際交流】(G1)18戦6勝11,954万円
フェブランシェ早生まれ・大きい2021年1月160.5cm183cm518kg15歳6万円25'スパーキングレディーC((G3)18戦6勝11,312万円
シュトラウス早生まれ・大きい2022年1月160cm181.5cm522kg19歳12.5万円23'東京スポーツ杯2歳S(G2)15戦4勝10,337万円
モントライゼ遅生まれ・小さい2019年4月152cm175cm462kg10歳7.5万円20'京王杯2歳S(G2)29戦3勝9,522万円
クラージュゲリエ早生まれ・大きい2017年2月156cm171cm460kg11歳12.5万円18'ラジオNIKKEI杯京都2歳S(G3)12戦2勝9,299万円
ロックターミガン遅生まれ・大きい2024年3月160.5cm180cm516kg11歳8万円京浜盃7戦3勝8,711万円
ファンダム早生まれ・小さい2023年2月153cm174.5cm460kg7歳9万円25'毎日杯(G3)8戦3勝8,191万円
ダイアナブライト早生まれ・大きい2017年1月154cm176cm453kg8歳14万円21'クイーン賞(G3)18戦5勝7,780万円
スキルヴィング遅生まれ・大きい2021年3月162cm182cm506kg10歳8.5万円23'青葉賞(G2)5戦3勝7,402万円
サンクテュエール早生まれ・小さい2018年2月151cm175cm443kg11歳20万円20'シンザン記念(G3)16戦2勝7,083万円
パッシングスルー遅生まれ・大きい2017年3月159cm176cm462kg11歳5万円19'紫苑S(G3)13戦3勝7,052万円
ギリーズボール遅生まれ・大きい2024年5月156cm174.5cm423kg14歳12.5万円26'フィリーズレビュー(G2)4戦2勝6,078万円
カナルビーグル早生まれ・大きい2023年2月156cm175cm453kg11歳9万円25'ユニコーンS(G3)7戦3勝5,898万円
フィリアプーラ遅生まれ・小さい2017年4月149.5cm175cm426kg16歳5万円19'フェアリーS(G3)16戦2勝5,697万円
サンダーストラック早生まれ・大きい2024年2月158cm184cm490kg9歳20万円26'シンザン記念(G3)6戦2勝5,018万円
トータルクラリティ早生まれ・大きい2023年1月155cm174cm436kg11歳7.5万円24'新潟2歳S(G3)10戦2勝3,858万円

参考: 牡・牝に分けて見る

前述のとおり「小さい」グループは牝馬の比率が高く、そのぶん体格の差に性別の差が 混ざっている。ならば性別を揃えて見たらどうなるか、4グループをそのまま牡・牝に割って 並べてみた。いちばん少ないグループは44頭しかいないので、 あくまで参考として。

4グループの平均総賞金を牡・牝に分けて

  • 牡
  • 牝
5,0192,731早生まれ・大きい牡117・牝1052,6481,252早生まれ・小さい牡44・牝706,1202,048遅生まれ・大きい牡86・牝743,3692,212遅生まれ・小さい牡71・牝105

4グループの平均総賞金を牡・牝に分けて: 早生まれ・大きいは牡が平均総賞金(万円)5,019(出走済み頭数117頭)、牝が平均総賞金(万円)2,731(出走済み頭数105頭)。 早生まれ・小さいは牡が平均総賞金(万円)2,648(出走済み頭数44頭)、牝が平均総賞金(万円)1,252(出走済み頭数70頭)。 遅生まれ・大きいは牡が平均総賞金(万円)6,120(出走済み頭数86頭)、牝が平均総賞金(万円)2,048(出走済み頭数74頭)。 遅生まれ・小さいは牡が平均総賞金(万円)3,369(出走済み頭数71頭)、牝が平均総賞金(万円)2,212(出走済み頭数105頭)

牡だけで見ても牝だけで見ても、最も低いのは同じ早生まれ・小さいだった。性別を揃えても順番が入れ替わらないので、 「早生まれなのに小さい馬がいちばん振るわない」という並びは、牝馬比率の偏りだけで できているわけではなさそうだ。一方で牡と牝では水準そのものが大きく違い、牡は遅生まれ・大きいが6,120万円まで伸びるのに対し、 牝の同じグループは2,048万円。 牝馬だけで見ると「大きい・小さい」の差自体も牡ほどはっきりしない。

補足: 現2歳(2025年募集)のデビューの早さは誕生日と関係あるか

グループ比較からは除いた2025年募集93頭についても、誕生日とデビューの早さの 関係だけ軽く見ておく。2026年9月時点でデビュー済みは13頭のみで、 誕生日(通し日数)とデビュー済みかどうかの相関はr=-0.019。 ほぼゼロで、今のところ「早生まれの方が早くデビューしている」ような傾向は見えない。 ただしデビュー済みがまだ13頭しかなく、判断するには早すぎる参考値。

まとめ

データについて

誕生日は個体ページのプロフィール表から取得したもの。体高・馬体重は募集時点の測尺で、 募集馬はその年度ごとにほぼ同じ時期にまとめて測られるため、「誕生日から測尺日までの 月齢」ではなく「その年の何日目に生まれたか」を尺度として使っている。 競走成績は2026年9月時点のスナップショットで、2025年募集(現2歳)は大半が未出走のため グループ比較からは外している。獲得賞金は中央(JRA)・地方(NAR)の合計で、海外レースの 賞金は含まれていない。相関係数・検定の結果はあくまで目安で、出資判断の材料というより 趣味の分析として楽しんでもらえたら。

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